脳天直下

よくわからない日記とか

21.7.11の日記(だらだら書くだけ)

社会人になって3か月ほど経った。

金銭的にはかなり安定していて、都内一人暮らしだけどそんなに節約しなくても全然食べていける。学生時代どんなに欲しくても金銭的な余裕がなくて買えなかったipadだって買えた。

それなのに急激なスピードで美化されていく大学時代の思い出に驚いている。どう考えても辛い思いばかりのはずなのに。でもやっぱあの金がなくて常に胃が痛い生活は嫌だな。

圧倒的夜型人間なのに朝早く仕事に行って、残業して帰ってくるのが辛い(まだ新人だからそんなに残業してないけど)。百歩譲って残業して遅く帰ってくるのは良いけど、朝早いのが本当にキツイ。夜更かしという自分に一番適した時間に起きることが許されない。社会不適合者がギリギリのところで耐えているだけだ。

あと仕事帰りにカフェに寄れればいいのに、延々と緊急事態宣言が出ていて都内は20時に店が閉まる。これなら前住んでいた仙台の方が22時までやっているからマシというレベル。

仙台にいた頃は23時くらいまでバイトをして、そのあと空いている店が飲み屋かマックかドンキかという状況だった。だから東京に出て深夜までやっている店で勉強したりゆっくりしたりしたいと思っていたのに。

自分の力でどうにかできる問題じゃないから通常営業に戻るまで寝て待とうと思う。戻らなかったらタヒのう。

もう何も頑張りたくない。何も楽しくない。誰とも親しくなれない。

都会に出れば機会が多いから人生が好転するんじゃないかと思っていたけど自分じゃダメだったみたいだ。別に自分が自分である限りどこに行ったって変わらないことはわかっていたけど、今更止まれなかったから仕方がない。これしかなかった。それでも友達くらいは欲しかったなと欲が出る。

あまり過去を振り返るというか、過去に戻りたいと思うことはそんなになかったけど、社会人になって中学とか高校とか大学時代に戻りたいと思うようになった。今ならもっとうまくやるのか悪化するのか大して変わらないのかはわからない。実際戻ったら親との折り合いが悪すぎる問題があるから親はチェンジで。

歳を取るごとに、人生のステージを進めていく毎に自覚すらしていなかった希望が消えていくのを感じる。就活しているときはもう漫画家とか小説家とか、なるのが難しい上に食べていくのが難しい職業は自分には無理だと気付いている。でも”普通の会社員”としてそれなりのやりがいとか出会いとかあるのではないかという希望が残っていた。それも就職すれば消えて、きっとこれからもっと自覚していなかった希望が消えていくのだろう。だから自分より歳上の人はその歳で諦めるなと言うのだろう。自分は孤独で、その上さらに希望やいろんなものを失っていくかと思うと、何のためにここまで頑張って生きてきたのかわからなくなる。

絶好の死ぬ機会に死ねなかったような人間だから死なないのはわかるけど、何で生きているんだろう。